契約書の後文の書き方

契約書の後文には、?作成される契約書の原本の通数、及び?作成された契約書の原本を誰が保有するかを記載するとよいでしょう(1)。また、契約書の写しが作成され、一部の契約当事者が当該写しを保有する場合には、併せてその旨を記載するとよいでしょう。

契約書の後文では、通常、その契約が成立したことの証として契約書が作成されること、作成される原本の通数、及び作成される原本をどの当事者が保有するかといった点が規定されます。

また、何らかの事情により契約当事者の一部が契約書の原本ではなく写しを保有する場合には、どの契約当事者が当該契約書の写しを保有するのかを規定することもあります(2)。

（1）

「本契約の成立を証するため、この業務委託契約書の原本2通を作成し、本委託者及び本受託者は、それぞれ署名又は記名押印のうえ、各自その1通を保有する。」

（2）

「本契約の成立を証するため、この金銭消費貸借契約書の原本1通を作成し、貸付人及び借入人がそれぞれ署名又は記名押印のうえ、貸付人がこれを保有する。借入人は、貸付人からその写しを受領する。」

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2009年11月30日

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2009年10月9日

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